ポーカー用語集II
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買う または バイ(Buy) — 相手を全員降ろすことを狙ってレイズすることを「ポットを買う」と表現し、また、自分とブラインドの間のプレイヤーを降ろすことを狙ってレイズすることを「ボタンを買う」という。誰かが「ポットを買っている」と称された時はブラフしているのではという遠まわしなあてこすりであるが、誰かが「ボタンを買おうとしている」時には通常平均よりは上のハンドを持っている場合が多い。
ガットショットストレート(Gutshot Straight) — まだ開かれていないコミュニティカードが残っている段階で、ギャップがひとつある4枚のストレートドローのことで、インサイドストレートドローとも呼ばれる。例えばQ-J-9-8やA-Q-J-10は両方ともガットショットストレートドローである。もし、4枚の連続したカードを持っている時はオープンエンドストレートドローとなる。
カムハンド(Come Hand) — ドローハンドの別名。例えば、6‐7スーティッドでポットに参加している場合、ほとんどの場合、勝つためには手をよりいいものにしなくてはならないので、これはドローハンドである。あるいは、2枚の同スートのカードを持っていてそのスートのカードがフロップで2枚出たら、ターン、リバーでフラッシュをドローしていることになる。
期待値(Expectation) — 期待値とは同じ状況に数多く出合ったとして平均的に獲得できる額のことである。たとえば、もし自分がドローハンドで$60のポットに$10を入れなくてはならず、ドローを引ける確率が25%であり引けたら確実のポットを取れる場合、期待値は以下のように求められる。4回中3回はドローを引けず、$10を失うので合計$30を失う。4回目にはドローを引いて$60を獲得する。自分の利益は$60 - $30 = $30で、1ハンドあたりの平均は$7.50となる。従って、コールすることは$7.50の正の期待値がある。ベストプレイヤー達は、自分を正の期待値のある状況に繰り返し繰り返し置き続ける。期待値のもう一つの意味は、自分がある一定期間にどれだけポーカーのプレイから稼げるかということである。簡単に計算すると、自分が100時間プレイして$500勝ったとすると、時間当たりの期待値は$5である。ある程度正確な値を求めようとするなら最低でも50時間は記録を取る必要がある。
キッカー(Kicker) — ホールカードのうち、1枚をボートと合わせて役を作っている場合のもう1枚のカード。自分の役が相手と役が同じになった場合にはキッカー同士が比べられ、両者が5枚全部で全くの同じランクにならない限りは、よりランクの高いキッカーを持つプレイヤーにポットが与えられる。例えば自分と相手が両方ともAを手札に持っており、ボードにAが出ているとすると、2番目のホールカードであるキッカーのランクの高いほうがポットを獲得する。だが、もし一人のプレイヤーがA-2を持ち、もう1人がA-3を持っており、ボードがA-Q-10-6であった時には、キッカーはプレイの対象にならず、両者とも同じランクの5枚のカードを持っていることになるのでポットはスプリットされる。
キャップ(Cap) — リミットゲームで認められた最後のレイズを行った場合を「キャップ」という。「彼女はキャップまでベットした」、あるいは「フロップとターンでベットがキャップまでいった」といった使い方がよくされる。キャップのレベルはポーカールームごとに違うが、大抵はひとつのベッティングラウンドにつき3ベットか4ベットである。いくつかのポーカールームでは、ポットに参加しているプレイヤーが2人、すなわちヘッズアップになった時点でキャップがはずされる場合があるので注意が必要である。
クラック(Crack) — プリフロップで強いハンド(通常ポケットペア)が負けた時にクラックされたという。たとえば「ポケットエースが1時間で2回もクラックされた」、とか「キングのペアをフラッシュでクラックした」というように使われる。
クリップル または 無力化する(Cripple) — 「デッキをクリップル(無力化)する(”cripple the deck”)」という表現で使われることが多く、自分のハンドをよくするためのカードが出尽くした状態を、クリップル(無力化)させたという。例えはあるプレイヤーがQ-Qを持っていてフロップにもう2枚のQが出た場合、デッキはクリップルされたと言える。
クワッズ(Quads) — フォーカードのこと。すなわち同じランクのカード4枚で出来た手役。 例:Qを4枚、7を4枚など。
ケース(Case) — あるランクのカードで4枚目、すなわちデッキに残っている最後の1枚が出た時にそれをケースと呼ぶ。例えば、あるプレイヤーが7を3枚持っていて、リバーに最後の7が出た時にそのカードを「ケースセブン」と言う。
コーリングステーション(Calling Station) — コーリングステーションとはベットやレイズを滅多に行わない一方で、コールすべきでないベットをコールして、完成する確率の低く、ポットオッズに合わないインサイドストレートのような手を引きにいくプレイヤーへの、軽蔑のニュアンスの込められた呼称である。ウィーク/パッシブなプレイヤーに対する呼称としても使われる。
コール または 見る(Call or See) — 最後にベットないしレイズされた額と同額をそれ以上レイズすることなくポットに入れること。「コールします」、「そのベットにコール」というように使う。時に「見る(See)」という言葉が同じ意味で使われることがある。
コールドコール(Cold Call) — 2ベット、あるいはベットに対してレイズが入っている状態でコールすることを、「コールドコール」という。もう一つの例としては、プリフロップでレイズが入っている時にコールする場合である。この場合、ビッグブラインドに対してのレイズにコールしているので、コールドコールとなる。このケースはリミットゲームの場合にのみあてはまる。
コネクター(Connector) — 通常テキサスホールデムの手札について言及する場合に使われ、ジャックと10、3と4のように2枚のカードが連続したランクにある場合をいう。2枚のコネクターが同スートでもある場合、「スーティッドコネクター(同スートのコネクター)」と呼ばれる。ワンギャップ、あるいはツーギャップコネクターといういい方もあり、これらは2枚のカードのランクがひとつあるいはふたつ開いている(ギャップ)ことを意味する。例えば6-8はワンギャップコネクターで、6-9はツーギャップコネクターである。ポーカーの純粋主義者の多くは、ギャップのあるハンドはコネクターであると認めていないが、よく使われる表現である。
コミュニティカード(Community Card) — テーブルのセンターに表向きに開かれ、ハンドに参加しているプレイヤー全員が自分のカードとして、ホールカードと合わせて最高の手役を作るのに使うことが出来る。テキサスホールデムやオマハではコミュニティカードはフロップ、ターン、リバーと開かれていく。コミュニティカードは、ボードカード、あるいは単にボードとも呼ばれる。
コンプリートハンド(Complete Hand) — 5枚のカードをすべて役の一部として使ったハンド、または、それ以上いい手に成り得ないハンド、すなわちストレートフラッシュ、フォーカード、フルハウス、フラッシュ、ストレートのこと。
このポーカー用語集は"Winning Low Limit Hold'em"の著者Lee Jones氏の協力を得て同書より抜粋、翻訳されたものです。



