ポーカー用語集III
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サイドポット(Side Pot) — ハンドに参加しているプレイヤーのうち、そこに入れられるチップがないために獲得する権利がないプレイヤーがいるという状態のポット。例えば、アルが$6をベット、ベスが$6をコール、カールもコールするが、彼は$2しか持っていない。その場合$8のサイドポットが作られアルもベスもそれを獲得できるが、カールはそれを取ることは出来ない。カールはそれでもオリジナル、あるいはセンターポットは取ることが出来る。
ジャックポット(Jackpot) — ある特別なハンドが出た時にそれを出したプレイヤーに対して与えられる賞。すべてのポーカールームがジャックポットを用意しているとは限らないので、ハウスルールをチェックしなくてはならない。ジャックポットにはいろいろな種類のものがあるが、バッドビートジャックポットはプレイヤーがある決められた以上の役を持っていてそれで負けた場合に与えられ、ハイハンドジャックポットはその日のプレイで最も高い役を作ったプレイヤーに与えられる。
ショウダウン(Showdown) — ハンドの終わりに残っているプレイヤーすべてがホールカードを開いて誰が勝者かを決定するプロセス。もし誰かがベットして、だれもコールしなかった場合にはショウダウンはない。例えば、「ショウダウンで勝つにはベストハンドを持っていなくてはならない」、あるいは「ショウダウンのあと、チップを集めて席を立った」というような使い方をする。
ショートスタック(Short Stuck) — テーブルのプレイヤーの間で最も少ないかそれに近いレベルのスタックを持っている状態。通常はトーナメントでのプレイで使われる言葉でブラインドが上昇する中で脱落の危機にある状態をいう。
スーティッド(Suited) — 2枚以上のカードがハートやクラブといった同じスートであるとき、スーティッドと呼ばれる。通常は手札を表現するのに用いられ、例えば自分がエースとジャックのダイヤを持っているときには、それはスーティッドとなる。また、フロップやフロップの一部分を表現するのにも用いられる。「フロップはスペードのスーティッドだ」、「フロップにK-Qスーティッドがある」のように使われる。
スケアーカード 又は 怖いカード(Scare Card) — ターンやリバーに出たカードで、自分はそれまで勝っていたが、それを負かすようなハンドを相手に完成させた可能性があるもののこと。よく起こりうるスケアーカードの出る状況は、フラッシュやストレートを構成しうる3枚目のカードがでることである。また、ボードがペアになった時は、フルハウスが出来ている可能性がある。たとえば、自分にはセットが出来ていて、3枚目のハートがリバーに出た時、相手にはフラッシュが出来たかもしれないし、自分にはフラッシュが出来ていても、リバーでボードがペアになると、相手にはフルハウスが出来ているかもしれない。
ストラクチャード(Structured) — ほとんどのリミットゲームはストラクチャードゲームと呼ばれる。2/4リミットテキサスホールデムゲームはスモールブラインドが1、ビッグブラインドが2、最初の2つのベッティングラウンドではベットは2、後半の2つのベッティングラウンドは4とあらかじめ決められ(ストラクチャード)されている。
ストラドル(Straddle) — ポーカールームによっては取り入れられているルールで、ビッグブラインドの左隣のプレイヤーがその2倍の額のブラインドベットをカードが配られる前に行えるルール。ストラドルベットがなされた場合、ポットに参加するには、その2倍ブラインドにコールかレイズしなくてはならず、ストラドルベットを行ったプレイヤーは最初のベッティングラウンドで(キャップに達していない限り)最後にもう一度レイズを行うオプションが与えられる。
ストリングべット(String Bet) — 世界中のほぼすべてのポーカールームで禁止されているベットアクションで、ストリングベットとはコールを行ってからレイズを行うことである。「コールしてレイズ」と発声したり、あらかじめ額を宣言することなしに、コール額と同等のチップを先にポットに入れてからレイズのために再びチップをポットに入れようとする行為がそれにあたる。ストリングベットが認められてしまうと、プレイヤーはレイズやその額の決定を、相手の反応を見ながら行えてしまうことになる。
スプリットツーペア(Split Two Pair) — 自分の手札2枚両方をボードの2枚とペアにさせて作るツーペアのこと。自分の手札にワンペアがあって、ボードにペアがあって完成するツーペアはスプリットツーペアとは呼ばれない。
スプリットポット(Split Pot) — もし2人以上のプレイヤーが5枚のカードで作られる全く同じの勝利ハンドを持っている場合、ポットはそれらのプレイヤーの間でスプリット(山分け)される。
スプレッドリミット(Spread Limit) — テキサスホールデム以外では取り入れられることのほとんどないルールで、ホールデムでも稀にしか行われないが、ベッティングリミットを固定せずにある範囲で定め、その範囲内ならどの額でもベットできるというシステム。例えば、2-10スプレッドリミットゲームでは、ベットは2から10の範囲でどの額でも可能である。ただしレイズは少なくとも前のベット額以上でなくてはならず、もし5がベットされたなら、レイズは5以上でなくてはならない。
スムースコール(Smooth Call) — ベットをコールすることであるが、通常は強い手を持っていて自分より後の順番、あるいは後のベッティングラウンドで活発なアクションが起きることを誘うためのコール。「彼はナッツのストレートをフロップで引いていたが、自分を罠にかけるためにスムースコールしてきた」のように使う。
スモールブラインド(Small Blind) — テキサスホールデムやオマハでカードが配られる前に置かれる強制ベットのうち小さいほうのこと。ディーラーのポジション(通称ボタン)のすぐ左隣のプレイヤーがポストすることになっており、額はビッグブラインドの半分か、リングゲームではベッティングリミットの小さいほうの半分である。例えば、4/8ゲームでは、スモールブラインドは2でビッグブラインドは4である。
スロープレイ(Slow Play) — 自分が強い手を持っているとき相手に自分の手は弱いと見せかけ、更にポットに金を入れさせるために、ベットやレイズせずにあえてチェックやコールすること。
セカンドペア(Scond Pair) — ボードで2番目に高いランクのカードと手札の1枚とでペアを作った場合、セカンドペアを持っているという。またフロップの真中のカードとのペアという意味でミドルペアとも呼ばれることがある。例えば自分がA-Qを持っていて、フロップがK-Q-8だった場合、セカンドペア、あるいはミドルペアを持っている。
セミブラフ(Semi-Bluff) — 現時点でベストハンドかどうかはわからないが、ベストハンドへの引き目を持ったハンドでベットすること。セミブラフを行うときにまず第一に期待するのは相手が降りてくれることだが、のちのラウンドで手を引いて勝つ望みもある。リバーでのベットはそれ以上手がよくなる見込みが全くないので、セミブラフにはなり得ない。
このポーカー用語集は"Winning Low Limit Hold'em"の著者Lee Jones氏の協力を得て同書より抜粋、翻訳されたものです。



