ポーカー用語集V
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ナッツ(Nuts) — 出来うる最高の手役のこと。たとえばボードにペアが出来ていない場合、Aハイフラッシュはナッツ、あるいはナッツフラッシュである。「ターンでナッツを持っていたが、リバーで相手に逆にナッツにされた」のように使う。
値段 又は プライス(Price) — ハンドに参加し続けるために差し出さなくてはならない額のことで、通常はポットオッズによって決められる。「フラッシュ引きに行く値段が合っている」のように使う。
ノーリミット(No Limit) — ポーカー、特にテキサスホールデムで一般的な形式で、プレイヤーは自分のテーブル上に置かれたチップ全てを上限としてベット出来る方式。
バーン(Burn) — 主にテキサスホールデムとオマハで、手札をプレイヤーに配ったのち、ディーラーがデッキの一番上のカードをフロップ、ターン、リバーそれぞれの前にマックに入れることを指す。これは次に出てくるカードが何か分からないようにして、プレイヤーがカードにマークをする不正を防ぐためである。この言葉はよく「バーンアンドターン(バーンしてめくる)」というフレーズで使われ、一番上のカードをバーンして、次のカードをめくることを意味する。
ハウス(House) — ハウスとはポーカーを行う場所のことで、大抵はポーカールームやカシノのことである。ハウスはレーキを取る代わりに、テーブルや椅子、そして通常はディーラーも提供する。
ハウスルール(House Rules) — 自分がポーカーをプレイしている場所で定められたルール。ハウスルールは場所ごとに違うため、自分がプレイしている場所のハウスルールに習熟することは、あとで高くつくようなミスを犯さないため、あるいは、そのルールを最大限に利用するために非常に重要である。
バックドア(Backdoor) — テキサスホールデムのゲームにおいて、ターンとリバーの両方のカードを使って作られるストレートかフラッシュのことを指すのにしばしば使われる。例えばあるプレイヤーがエースとクイーンのクラブを持っていて、フロップにクラブが1枚出たとする。もしターンとリバーが両方クラブならそのプレイヤーはバックドアフラッシュを完成させたことになる。「自分にはバックドアフラッシュドローがある」というように、ドローを指す意味でも使われるし、「彼はバックドアストレートをヒットさせた」というように、完成された手を指す場合もある。ランナーランナーと呼ばれることもある。
バッドビート(Bad Beat) — あるハンドが大きく有利な状態にあったのに負けたときのことを言う。「バッドビートを食らった」というように受けた場合にも使われるし「ラッキーにもバッドビートを食らわせた」のように与えた場合にも使われる。バッドビートの例としては、AAが55に負けた場合や、フロップでスリーカードを引いたのち、相手にバックドアストレートを引かれて負けた場合などがある。バッドビートはしばしば、ハンドに参加すべきでないようなカードを持ったプレイヤーが参加して勝ったしまった場合に相手に対して軽蔑的に用いられる。多くのプレイヤーは自分がわずかに有利であった程度で負けた場合にもバッドビートと呼ぶ傾向にあるが、真のバッドビートとは5%や10%の優位程度ではなくて、大きく有利だったのに負けた場合である。
バリュー 又は 価値(Value) — 通常バリューベットというフレーズの中で使われ、いい手を持っていて、相手にコールしてもらえるよう期待して行うベットのことを言う。たとえ、ドローハンドでのベットであっても、自分が有利な立場にいる限りは、バリューベットになりうる。
ビッグブラインド(Big Blind) — テキサスホールデムとオマハ、あるいはその他のマイナーなゲームでの、2つの強制ベットのうちの大きい方のこと。ビッグプラインドは、ボタンから左へ2人目が置く。通常はスモールブラインドの2倍の大きさで、リミットテキサスホールデムでは、ベッティングリミットの小さい方と同額である。2/4リミットテキサスホールデムでは、ビッグブラインドは2である。ノーリミットリングゲームでのブラインドはハウスルールによって定められており、トーナメントではあらかじめ定められたスケジュールに沿って決められ、通常トーナメントが進むにつれて上昇する。
ヒット(Hit) — もしあるカードがフロップで出て、それが自分の手役を作るのに役立っている場合、「ヒットした」という。例えば、自分がA-Qを持っていて、フロップがQ-6-5だったとき、そのフロップはヒットしている。また、そのフロップがどの程度の助けになっているかの度合いを示すためにも使われる。例えば自分がK-10を持っていてフロップがQ-J-9だったときはフロップが強烈にヒットしている。また、ボードにあるカードが出たことを言い表わすのにも使用される。「クイーンがリバーにヒットしてストレートが完成した」のように使う。
ファースト 又は 素早いプレイ(Fast) — ハンドをアグレッシブにプレイしベットとレイズをあらゆる機会に行うプレイ。「ファーストプレイをする」とか「そのハンドを素早くプレイした」のように使われる。通常完成された手をドローで引き負けないようにプロテクトするためにファーストプレイを行う。
ファウル(Foul) — ポットに参加できないハンド。もしテキサスホールデムでホールカードを3枚持っていたら、その手はファウルとみなされる。こうした状況のほとんどはベッティングに入る前に気がつくため、リディールになる。デッキからカードが足りなくなっている場合は、デッキがファウルということになる。
ファミリーポット(Family Pot) — あるハンドにテーブルの全員、あるいはほとんど全員がフロップまで参加した場合をいう。ローリミットのゲームではよく見られるが、ハイリミットのゲームではほとんど見られない。
フェイバリット 又は 有利(Favorite) — ハンドで勝つ可能性のより高いプレイヤーを有利なプレイヤー、あるいはフェイバリットという。たとえばQのペアを持っているプレイヤーはJのペアを持っているプレイヤーに対してフェイバリットである。
フォールド(Fold) — 手を降りて自分のカードをマックに入れること。ベットされてコールしたくない時にはフォールドする。また、自分のアクションの順番が回ってきた時に席についていない場合はディーラーがそのハンドをフォールドできる。
ブラインド(Blind) — テキサスホールデム、オマハ、およびその他のマイナーなゲームで、手が配られる前に強制的に置かれるベットをブラインドという。通常ディーラーボタンから左2人のプレイヤーによってスモールブラインドとビッグブラインドの2つが置かれる。場所によっては、3つのブラインドが置かれる場合があり、その時はスモールブラインドとビッグブラインドはなく、すべて同じ額である。ブラインドとアンティは同じものではなく、ブラインドとアンティは、通常トーナメントの後半でそうされるように、併用されることもある。
ブランク(Blank) — 通常ターンやリバーのカードで、そのカードがどのプレイヤーのハンドも良くしたようには見えず、なおかつボードとも絡んでいないカードをブランクと呼ぶ。もしフロップがすべて違うスート(レインボー)でA-J-9でターンが3の時、このカードはストレートやフラッシュを作りえないので、ブランクとみなされる。同じハンドで、もしリバーが6で、ボードに3枚同じスートを揃えないようなカードの時は、これもまたブランクとみなされる。
フリーカード(Free Card) — ハンドの自分の前でのプレイゆえに(あるいは相手が自分のことを恐れているがゆえに)ターンやリバーをベットにコールすることなく見られること。例えば自分がボタンでフロップにフラッシュドローでレイズしたとすると、ターンでは相手はチェックしてくるかもしれない。ターンでフラッシュを完成させたならベットしてもかまわないし、完成していない場合チェックしてリバーカードを「ただで(フリーで)」見ることも出来る。
フリーロール(Free Roll) — 2人のプレイヤーが同じ強さのハンドを持っているが、そのうち1人はポット全体を取れる可能性があるのに対してもう1人は引き分けにしかできない時、勝つチャンスのあるプレイヤーにとって、残りのハンドはフリーロールである。例えば、自分がAとQのクラブを持っていて、フロップに2枚のクラブがでてスペードは出ていず、相手がAとQのスペードを持っている場合、自分に起こりうる最悪の結果は、ポットのチョップであり、もしターンかリバーにクラブが出たら、ポットすべてを獲得できる。また、エントリーフィーなしに参加でき、リアルマネーの価値のある賞を獲得できるトーナメントを指す言葉としてもフリーロールという言葉は使われる。
フロップ(Flop) — テキサスホールデムやオマハでコミュニティカードの最初の3枚のこと。フロップはデッキの一番上のカードがバーンされたのち、その次の3枚が同時にテーブルの中央に開かれる。
プロテクト(Protect) — 自分のホールカードを見る時に他のプレイヤーに見えないように覆い隠す動作のこと、あるいは、相手がドローを引きに行くのに代償を支払わなくてはならないようにするためにベットすることもこう呼ばれる。例えば、自分がツーペアを持っていて、ボードに2枚の同じスートのカードがあって、フラッシュドローの可能性がある時、自分のハンドをプロテクトするためにベットして、相手にフラッシュドローを引きに行くために代償を払うよう強要するというプレイがありうる。また、自分の手札の上にチップか何かを置いてディーラーにフォールドするつもりがないと意思表示をすることもプロテクトという。
分散 又は バリアンス(Variance) — 分散とは通常の範囲内での、短期的な運の要素によって起きる、バンクロールの増減のことである。異なるプレイスタイルは異なるレベルの分散を伴う。最高のプレイヤーであっても弱いプレイヤーであってもある程度のバンクロールの分散は発生する。
このポーカー用語集は"Winning Low Limit Hold'em"の著者Lee Jones氏の協力を得て同書より抜粋、翻訳されたものです。






