トラック運送会社の会計担当マネージャーであるDennis Phillipsは、Missouriの出身である。彼は何年にもわたるポーカーのプレイ歴を持ち、アマチュアの中で上級プレイヤーと言える域まで腕を磨いてきた。だが彼の人生は、2008年のWorld Series of Poker* メインイベントをきっかけとして大きく変わることとなった。Dennisは地元のカジノでの$200バイインのサテライトを通過し、6844人のプレイヤーとともにイベントに参加、5日目にはチップリーダーとなり、そのまま6日目、7日目とそのポジションを維持して、117日間の中断を挟んで行われたファイナルテーブルへと突入したのだ。
2008年のWorld Series以前には、PhillipsはMississippiのGrand Tunicaで開かれたWSOP*のサーキットイベントのサイドイベントで2度入賞している。これらの成績を踏み台として、彼は2008年のメインイベントで生涯最高の成績を収めることが出来たのだ。。
Phillipsと彼が身につけていたSt. Louis Cardinalsの赤いベースポールキャップと白いシャツは、2008年のWSOP*、そして誰にでもこの大舞台へたどりつくチャンスがあることを示すシンボルマークとなった。彼とそのコスチュームのイメージは人々の間に強烈な印象を残したようで、その結果として、ファイナルテーブルがプレイされたLas VegasはRio内にあるPenn and Teller劇場には300人以上の応援団がSt. Louisのベースボールキャップと白いシャツという全く同じコスチュームで馳せ参じたのである。Phillipsはまたファイナルテーブルのプレイヤーの中での仕切り役も果たしており、その意味でもその存在は際立っていた。
ポーカー界で最も有名なCardinalsファンとなった彼は、ファイナルテーブルをチップリーダーとしてスタートし、最終的に3位という成績を収め、$4,517,773という莫大な賞金を受け取った。この成績は彼を生涯獲得賞金の歴代ランキングの50位以内へと入れるのに十分なもので、現在彼は48位のポジションあり、その獲得総額は$4,548,286である。World Seriesでの成功の後、Phillipsは2度の入賞を果たしており、Bahamasで開かれた2009年PokerStars Caribbean Adventureでは$19,100を手にしている。
Dennisは常にチャリティー活動への参加を心がけており、ポーカーでの成功のおかげで、より多額の寄付を行うことが可能になった。彼はメインイベントでの賞金の一部を‘Put a Bad Beat on Cancer’(「癌にバッドビートを食らわせよう」基金)に寄付しており、またPokerStarsが彼と同額を寄付したことにより、合計で$90,355が献金された。Phillipsは控えめな男で、World Seriesとそのファイナルテーブルまでの長い中断の間中、品性と礼節を持った態度と言動を取り続けた。彼はTeam PokerStars Proのメンバーで、オンラインでは'D. Phillips'のスクリーンネームでプレイしている。