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パンフレットには載る事のないPCAでの物語

2014年12月30日by Barry Greenstein

例年この時期になると、ポーカースターズの担当者からポーカースターズ・カリビアン・アドベンチャー(PCA)に参加した時の話を書いて欲しいと頼むEメールが届きます。もちろん彼らが求めているのはPCAのパンフレットやアトランティスの壁に飾るポスターに載せれるような好意的な内容で、初めてPCAに訪れるポーカープレーヤーの興味を引くような話です。

それぞれのPCAは、その一つ一つがハリーポッターの物語の一部の様に感じられます。ポーカースターズでPCAの参加権を得た新しいプレーヤー達が私の方を見て、PCAとはどのようなイベントなのかを知りたがっているのです。年齢を重ねるにつれ私の記憶力も低下しつつありますが、私が参加してきたPCAの物語はまだ沢山残っています。だいたい素晴らしい内容の話はパンフレットに載ってしまうのでここではパンフレットに載らなかった話をします。

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初めてのPCA:フルボート(フルハウス)
私が初参加したPCAは、2004年にクルーズ船の上で開催された第1回目のPCAでした。以前からWSOPやコマースカジノにトーナメントをプレーする為に遠征した事はありましたが、基本的にはキャッシュゲームを主にプレーしていました。2004年の同大会が初めてトーナメントをプレーする為だけに参加したイベントになりました。

2003年にJack Binionがミシシッピーにあるカジノを買い取り、親友であるDoyle Brunsonに「ビッグゲーム」でプレーしている人達を新しいカジノでポーカートーナメントが開催される期間中に、集客力を上げるためにも連れて来てくれないかと頼み、Brunson達は承諾しました。そして、ミシシッピーに向かう数日前に何人かのプレーヤーはもう一つの大きなトーナメントで開催されるPCAに参加する事にしたのです。それが第1回大会です。

そして、私もクルーズ船に乗船する調整をしてPCAに参加する事になったのです。しかし、私と一緒に参加していたPhil Iveyもデイ1で終了してしまいました。Philは私に一緒にクルーズ船から降りてくれないかと頼み込んできました。なぜなら彼は、船酔いに簡単になってしまうからです。私は船長に私たち二人をハイチで降ろしてくれないかと頼みました。ハイチは今居る場所から近くにある街です。

船長はハイチでは内戦が起きていて、死に関わるような状況でなければ人を降ろすことは出来ないと言いました。その事をPhilに告げると、彼は「今この船にいるより戦場で弾を避ける事を選ぶ」と言いました。私は船長に降ろしてくれるようにもう一度頼みましたが聞き入れてもらえず、結果的に次の日にジャマイカで降りる事になりました。

そして、ジャマイカから飛行機でミシシッピーのチュニカに向かい、キャッシュゲームをプレーしに来たその他のプロ達と一緒に参加費が$10,000 のWPTイベントに参加する事にしました。トーナメントが始まる前にGus Hansenが、まだクルーズ船で行われているトーナメントで最後の方まで残っていると聞いたのを覚えています。

Gusは私達のビッグゲームでは新参者で、トッププロ達と戦える準備がまだ整って無いと我々は思っていました。しかし、我々は彼が優勝する事を願っていましたし、奇跡的に彼は優勝したのです。しかも2年間で3つ目のWPTタイトルです。皆さんもご存知のとおり、彼が一流のトーナメントプレーヤーだと言う事は時間が経つに連れて証明されました。特に彼は参加したトーナメントの数は凄く少ないにも関わらず大きな結果を残してきました。

アトランティスへの長旅
その次の年、トーナメントの会場はアトランティスに移りました。私は何人かの家族を連れてその年の大会に参加する事にしました。凄く楽しい時間を過ごしたのを覚えていますが、物凄く高い旅行になったのも覚えています。たしか滞在費だけで$30,000位かかりました。そしてアトランティスは私が訪れたカジノの中でも一番美しいです。敷地内で鮫や魚達が泳いでるのを見るのは楽しいです。しかし、残念なところもあります。サービスが残念で問題があって抗議すると「私たちにどうしろうと言うの?」と答えるだけでした。そして、部屋のインターネットサービスが悪くオンラインを主体にプレーしている人達には快適とは言えません。しかし、部屋でインターネットに繋がらないと言う事で皆がロビーで談笑したり、カードをプレーしたりして楽しく過ごせたのは逆に良い事だったと思います。

カードは必需品
アトランティスでPCAが開催され始めてから3~4年経った後、不景気の波が襲ってきました。リゾート地でもあるバハマは不況になるとアメリカ人観光客が減少し収益が減ってしまいます。その反面、アトランティスのサービスはかなり改善されてきました、観光客が減る事による収益減を感じるようになってから観光客に親切になったのです。
しかし、それでもPCAに参加するのは非常に高額です。その頃になるとは私はチームポーカースターズプロの一員になっていました。私が気がかりだったのはポーカースターズでPCAの参加権利を得ていても家族を連れてくると赤字になってしまうプレーヤー達のことです。特に印象に残っているのが若いプレーヤー達がクレジットカードを持っていなかったのでホテルにチェックインする事が出来なかった事です。結果的に私のカードを使ってチェックインする事が出来たのをよく覚えています。   

オンラインポーカープレーヤー達の大会
私はPCAはワールドシリーズオブポーカー(WSOP)に次ぐ2番目のポーカートーナメントシリーズだと感じています。WSOPは全てのポーカープレーヤーが一同に集まる大会だとしたら、PCAはより多くのオンラインポーカープレーヤー達が集まる大会だと思います。私はオンラインプレーヤーとバハマの地で戦う事やポーカースターズのスクリーンネームと実際の顔や名前を一致させることをいつも楽しみにしています。私以外でも同じように彼らの名前や顔をポーカーネームと一致させるのを楽しんでる人は多くいるに違いありません。

もしチャンスがあれば、全てのオンラインプレーヤーはPCAに参加するべきだと思います。
PCAのメインイベントは非常に良いトーナメントです。特にファイナルテーブルまで残ればあなたにとって2015年のポーカーは良いスタートを切ったと言えるでしょう。私はまだPCAで良い成績を残していません。何回かかなり最後の方まで残った事がありますが、AAを持っている時にオールイン勝負に負けてしまいトーナメントから敗退してしまいました。1回目は相手が4のポケットを持っていてフロップに4が出て、2回目は相手が6♠4♠を持っていて2ペアを作られました。(そして彼はそのトーナメントで優勝しました)。そして、2年前は長い時間ショートスタックで耐えながら残り3テーブルまで残りました。

今年のPCAも非常に楽しみな大会になると思います。そして、新しいカジノが間もなくバハマにオープンする予定です。私はそのカジノがPCAにとって相応しいと思います。ポーカースターズが新しいカジノを会場に選らぶかは分かりませんが、アトランティスにとっては競争相手になるわけですから滞在費が減額されるかもしれません。ポーカープレーヤーにとっては悪くない話です。

これが私のPCAの物語です。パンフレットに載せれるような話もあればそうでもない話もありました。色々な事がありましたがPCAに参加して毎年ポーカーをプレー出来たのは楽しかったです。そして、今回のPCAに参加できるのを楽しみに待っています。

Barry Greensteinはチームポーカースターズプロの一員です。



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